2021年建築 / リノベーション(分離型二世帯)
築38年の家を分離型二世帯住宅へフルリノベーションしました。
1階親世帯はLDKの横に寝室を配置しコンパクトに動線がスムーズなるよう考えてもらいました。
長年父が育ててきた庭を室内に取り入れどの窓からも四季の移ろいを感じられる心地よい空間となりました。
窓を開け放ち、家族みんなで集まって食事をするのが楽しみになりました。
海や山に出かけるのも好きだけどやっぱり我が家が一番。穏やかな時間が流れていきます。
使いやすいミニマムなキッチン。振り返ると必要なものにすぐ手が届く距離感は快適です。
お気入りの家具や小物に囲まれ、窓からの眺めも素敵です。
愛情を注いできた庭に話しかけるようにゆっくりとした時間を楽しむお父さん。
2階のベランダを屋根にしたウッドデッキは天気にかかわらずゆったり過ごせます。
今は大きくなったクヌギも植樹した時は小さな木でした。
石灯篭や手水鉢を配した和庭。
モミジやツツジなど四季折々の木々の彩を感じられます。
父作。水道メーターを隠す素敵なふた。
子世帯が暮らすは2階は憧れのモールテックスキッチンとシンプルな雰囲気でまるでホテルのような趣。
和室とリビングはフラットにつながりオープンにしたり仕切ったりと自由度の高い空間です。
動きやすくて収納力も充実。自慢のキッチンです。
柔らかな光が注ぎ込み毎日快適に過ごしています。
サニタリーは、脱~洗~乾~収の家事動線がつながるように設計してもらいました。
共働きのわたしたちにはストレスが少なく助かってます。
将来的に間仕切ることができる広々のこども部屋は、窓の外に緑があふれる心地よさ。
解体中にでてきた構造上とれなかった鉄骨の梁。
デザインにしましょう!とマイナス要素を見せ場としてデザインに取り入れプラスに変えてくれました。
これもリノベーションのおもしろいところです。